ファクトリー紹介
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ファクトリー紹介1-1  ディアブロの生産行程を(1994年当時)見ていただきましょう。これは四角い断面のスチールパイプで丁寧に組んだシャシーに、アルミ製の前後左右4枚のフェンダーを正確に組むためのジグです。ルーフはスチール製でシャシーに初めから溶接されています。
アルミボディはスチールに比べ変型し易くコストも割高、しかも溶接や加工にも技術がいりますが、軽量なため採用されています。1台1台のディアブロはまずこのジグから作り始められるわけです。

ファクトリー紹介1-2  フェンダーを固定したシャシーにスチール製のドアが組み込まれます。大量生産車と違い、ドアを組み込んでも1台1台のシャシーとの相性があり、微妙に隙間が出来たり当ってしまう部分を入念にチェックします。この行程は熟練の職人技にたよる部分で、ドアの位置決めをしてどこを削ってどこを叩けばいいかの指示がなされるわけです。
 また同じようにFRP製のフロントフード、エンジンフード、サイドスカートなども仮組みされ、ボディが一体化されます。

ファクトリー紹介1-3  指示に従ってボディを叩いたり削ったりしているところです。赤いアームは削りかすをバキュームするマシンで、削りかすがボディに付着したり人体に吸い込まれないようにするためのものです。
 ボディの後ろやサイドには薄緑色のFRP製エンジンフードやサイドスカートがあり、最終的にはこれも組み込まれて段差や歪みのない美しいボディに仕上げられます。1台仕上げるために数人の職人が丸1日かける、こうした行程は大量生産車の製造では見られません。

ファクトリー紹介1-4  ボディが完成すると次は塗装行程となります。ドアや各フードなどの可動部分は一度外されて1台分づつ丹念に塗装されます。塗装色はオーダーに従ってレギュラー色又は特注もできます。つまり、シャシー組み立て時点でどこに出荷される車体で何色に塗装されるのか決定しているわけです。
 左に見えるのは塗装されたボディに塗装面保護用の黒いカバーがかけられたものです。ドアやフードなども元のボディに組み付けられるように厳重に管理されています。

ファクトリー紹介1-5  いよいよ組み立てラインです。ラインといってもベルトコンベアーで流れているわけではなく、ボディに台車が付いていて、ひとつ組みつけると人が押して次の行程に進むというシステムです。ラインはエンジンや足回りなどから内装に至るまですべてを組み付けるわけで、このラインを出ると完成車となっているわけです。
 また、出荷国やオーダーによって、仕様や取り付けパーツが微妙に異なるため、指示書に従ってすべて手作業で組み付けられます。

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