Miura
Miura ランボルギーニ社が現在の知名度を得た原動力になったのが、1966年登場のP400ミウラです。1963年創業のランボルギーニ社は1964年、V12エンジンを横置きにミッドシップしたシャシーを発表しましたが、それがベルトーネのデザインによる見事なボディを纏って登場したわけです。
 当時レーシングカーにしか採用されなかったミッドシップは、世界初のV12ミッドシップロードカーとしてセンセーションを巻き起こしました。

Miura フェルッチオはランボルギーニのイメージリーダーとしてせいぜい10台程度作ればいいと思っていましたが、ミウラのバックオーダーは数年後まで埋まったのです。
 特徴的なスイングアップのヘッドライトや、ライトやドアまわりのフィンが精悍でした。当初4リットルの350psエンジンが搭載されていましたが、1968年には370psにパワーアップしたP400S、1971年にはさらに385psまでにしたP400SVとなりますが、1973年で生産中止となりました。総生産台数は760台余りとなっています。

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