JLOCイタリア旅行記

 2003年5月、ランボルギーニ創立40周年記念のイベントにまたまたJLOCのメンバーがツアーを組んでいってきました。その驚異のツアーの模様をご覧ください。
○Day1:5月7日水曜日 機中ですでに宴会開始
 名古屋出発組が成田に到着し、成田出発組と合流しました。則竹会長、大和田副会長、兼松、中村、森山の各理事、広報の明嵐ほか仲の良いメンバーが集結、こにJLOCツアーが始まりました。今回はJAL直行便でミラノ・マルペンサ空港へ。
 機内で限定販売の焼酎『森伊蔵』発見!機内搭載の12本を買い占めたのは小島さん。その焼酎が3本程機内で蒸発しミラノ到着。持ち込み制限オーバーかと心配しながら呆気無く通関を通るとマルペンサエキスプレス(電車)とタクシーを乗り継いでホテルに到着。夕食はJLOC御用達日本料理店『大坂』へ。そこにも森伊蔵さんを持ち込んでここでも大宴会となってしまいました。明日から大丈夫なのかな〜。

○Day2:5月8日木曜日 ミラノで大量お買い物
 前日のハードな宴会にもかかわらず、まったく元気なJLOC御一行様は、この日午前中いっぱいミラノで自由行動。新婚の小畑夫妻はまるでプラダを買い占めたかのようなお買い物量。知り合いの地元イタリア人も「あんなにたくさんプラダ買った人見たことない」と言っていました。
Day2 午後からはJLOCチャーターバスに乗ってモデナ方面へ。途中パルマのドライブインで休憩となりましたが、みなさん本場パルメジャーノレジャーノを買いまくっておりました。(買い過ぎて途中他の人にあげた人もいました)

 夕食はゲストを招いての前夜祭。ホテルから30分、チャーターバスは小高い丘の上のお城の中の豪華レストラン『リストランテ・イル・カステロ』へ。ゲストはランボルギーニのチーフエンジニア、ルイジ・マルミローリ氏と元ランボルギーニの財務担当重役のフェラーリ氏でした。明日があるからと止める人がいないので、夜遅くまで楽しいパーティーは続きました。

○Day3:5月9日金曜日 ランボイベント開始
 この日も朝からパワフルなJLOC御一行は、チャーターバスで、まずホテルノすぐそばの『オートスピーク』へ。ここにはランボルギーニエンジン搭載のF1マシンや各種スポーツカーが所狭しと並べられ、一同大興奮。特にF1マシンのカウルをはずして中も見せてくれました。その後ランボルギーニの整備を得意とする『トップモータース』を見学。工場に中には各種ランボルギーニエンジンがあり、最も排気量の大きいパワーボート用のエンジンをかけてくれることになり、一同ここでも大興奮!
Day3 ディアブロのインジェクションをつけたクンタッシクアトロバルボーレがあったり、きれいなミウラを見たりでここも大人気でした。その後、レナッツォのフェルッチオの墓参りに行きました。ピンクの大理石でできたフェルッチオの墓に日本式に花を供え手をあわせる一行でした。

 正午からはいよいよイベント開始です。ランボルギーニのチャーターバスでまずボンパナ農園で特産物のワインを飲みながらのランチで盛り上がりました。なんといっても樽からグラスへ注いでいるのでどれだけ飲んだかった見当がつきません。でも時間があるので、ゆっくりとホテルに帰って今度は正装に着替えます。
 前夜祭ということで伝統あるロッシ宮でのディナーパーティーです。JLOCは1階フロアが見渡せる最高の席をゲット!ミシュケ社長夫妻やグレコ副社長との会話も楽しみました。パーティーは深夜まで続き終了後ボローニアのホテルに帰えりました。

Day4-1○Day4:5月10日土曜日 指をくわえてサーキット
 この日の午前中はミラノのすぐそばのバイラーノサーキットでのサーキット走行。ただしクルマを持ち込んでいないJLOCのメンバーは、ただただ指を銜えて見ているだけでした。特にポルシェカップに参戦するほどの横山さん夫妻は「走りたい!」と顔に書いてありました。
 それでもランボルギーニのサーキット走行を見るのは楽しいもの。ランチも忘れてずっと見入る人たちもいました。午後からはまたランボルギーニのバスに乗ってボローニアのホテルに戻ります。

Day4-2 今夜はランボルギーニ社のファクトリーでのディナーパーティー。今回のメインイベントです。JLOCはここでも会場正面最前の一番いいテーブルを確保(っていうか毎回中村理事他のメンバーで組んだ席取り部隊が突入します。他の国のクラブの席取り隊と顔見知りで、毎パーティー楽しく競争しています)
 サイドにある巨大スクリーンでプロモーション映像が流れ、その中にわずかですが日本から送ったJLOCの画像も入っていました。昼間サーキットを走れなかったせいか、JLOCのテーブルのアルコール消費率は物凄くテーブルの中央には15本以上のシャンパンやワインの空ボトルが林立していました。

○Day5:5月11日日曜日 イベント終了。終了しないJLOC
 この日はイベント最終日。午前中はレナッツオまでのパレード。しかしクルマを持ち込んでいないJLOCはバスツアーをさぼって本社工場を見学しました。ガヤルドの生産ラインはムルシエラゴのそれと比べてかなり自動化が進み、生産能力も非常に高いことがわかりました。
 昼食はファクトリーでのランチビュッフェ。昼からそんなに飲んでどうするんだという人がいないので、ランチというのにまたもやテーブルにワインの空ボトルをならべてしまったJLOCメンバーでした。楽しかったイベントもこれで終了。ホテルに送ってもらって早速ボローニア空港でレンタカーを借りました。その足でマラネロに行きフェラーリミュージアムと思ったのですが、またも買い物ツアーとなりました。
Day5この日はモデナのFINIホテルに戻りました。夕食はホテルとファクトリーの中間、ノナントーラにあるイタリアンレストラン。このJLOC打ち上げディナーのゲストはランボルギーニの超有名人、元テストドライバーで今はサービス窓口を仕切っているバレンティーノ・バルボーニ氏。バレンティーノは「他のクラブからも当然誘われてるけど、JLOCは昔からの付き合いだからね」と飛んで来てくれました。

○Day6:5月12日月曜日 この日もランボルギーニ三昧
 この日帰る人も、もう1泊する人も、とりあえず、朝起きたらランボルギーニ社へ。工場見学(昨日さぼって見たのですが、何度でも)とファクトリーショップでの御買い物、昼はランボルギーニの社員食堂でミシュケ社長とグレコ副社長とのランチミーティング。会社の主脳が二人ともJLOCメンバーだけとランチをしてくれるのですから、メンバーも興奮ぎみ。ランチが終わって記念写真ということに。
Day6 その後もなんだかんだとファクトリーにいたがるメンバーですが、連日のお疲れがこのあたりでぐっと出て来ました。夕方ホテルに引き上げたメンバーは、この日モデナのホテル近くの中華料理店で2度目の打ち上げディナー。こんな状況で盛り上がらないわけもなく、またもや大酒飲み大会となってしまいました。

○Day7:5月13日火曜日 帰りの機中はさすがに爆睡
 ツアーも最後の日となりましたが、この日は朝からお買い物ツアー。でも買い物はファクトリーの近くのモールです。日常品を買うイタリア人に混じってJLOCメンバーがお買い物。イタリア特産物の買い物が多く、ポルチーニ茸、ドライトマト、岩塩、チーズ、ワインなどみんな買いたい放題。どうやってパッキングするのかとっても心配な人たちでした。その後、パガーニ・ゾンタのファクトリーを見学、JLOCメンバーはVIP待遇で隅々まで案内してもらいました。

 ボローニア空港でレンタカーを返却し、搭乗手続きをするともうぐったりと疲れが出てきます。ボローニア空港からフランクフルト空港経由で成田、名古屋に向かうのですが、フランクフルトでのトランジットタイムが長かったので、ここでまたも明嵐の発案でマインツ大聖堂見学オプショナルツアーを強行。
 勢い込んで電車に乗ったけど切符は?いや、改札なかったよね〜といいつつマインツで下車しました。おいおい、15名揃って無賃乗車かよ!だって切符の販売場所も買い方もわかんないんだもんね。というわけでマインツでまたもオシャレなカフェでビール三昧となったのでした。

 ここでもドイツものをいろいろみなさんお買い物されていたようでした。ユーロって便利!さて、酔っぱらった勢いで帰りも自然に空港まで列車が到着し(だって車掌さんこないんだもの)無事飛行機に搭乗。爆睡状態で成田、名古屋に帰りました。でもよく考えると毎回JLOCツアーってこんなものです。

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