ランボルギーニDay 1993年

ランボルギーニDay　1993年

　ランボルギーニ・デー3の開催は1993年9月25、26日のことでした。25日は朝からこの年2月20日に亡くなったフェルッチオの墓参りが行われました。彼の生誕地であるレナッツォの村はランボルギーニだらけとなりました。
　墓参りが済むとランチタイムです。サンタアガタのファクトリー内では普段ディアブロを作っているラインがすべて撤去され巨大なパーティー会場となっていました。ラインと言ってもすべてハンドメイドだから移動可能だったのです。

　パーティー会場の片隅に巨大なケーキがありました。素晴らしいランチを楽しんだ後にファンファーレが鳴り響き、このケーキの中から新型車ディアブロSEが登場、披露されました。このSEはスペシャル・エディションの略で創業30周年記念の150台限定生産モデル、しかも525psで軽量ボディということが発表されました。
　登場と同時に、オーナー達がテーブルから駆け寄り、即座に予約した人で限定生産数がほとんど埋まってしまうという事態となりました。

　25日午後は恒例のミス・ランボルギーニコンテスト、夜は由緒ある古城でのディナーパーティーで深夜2時過ぎまで大騒ぎ。翌日はモデナ・エアロクラブという飛行場の滑走路を使ってのタイムトライアルと、すべてのイベントメニューが楽しく過ぎていきました。
　その後ランボルギーニデー4が何度か計画されたのですが、経営母体が変わったり、ニューモデル開発のタイミングなどがあり、現在に至っています。近々新型車の発表と供に開催される計画です。

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