ランボルギーニDay 1988年

ランボルギーニDay　1988年

　1988年9月8～10日の3日間、ランボルギーニ・デーというイベントが開催されました。開催場所はイタリア北部のリゾート、サルソマジョーレでした。日本のJLOCからも則竹会長夫妻を初めとする一行が参加しました。
　ここではランボルギーニ社創業25周年記念限定車アニバーサリーが発表され、その後にトラサルディのファッションショーが会場を盛り上げました。サルソマジョーレの町は世界中から駆け付けたランボルギーニ数百台で埋め尽くされました。

　翌日は午前中からサンタアガタのランボルギーニ社へ、車とオーナー達が集結しました。ファクトリー内でランチパーティーが開催されるのです。ファクトリー内のパーキングはすべてランボルギーニで一杯になりました。この日ファクトリー内は自由に見学でき、昨日発表されたアニバーサリーモデルの製作過程が紹介されました。
　夜は再びサルソマジョーレまで帰ってミスランボルギーニの選考があります。これは女性ではなくクルマのコンクールなのです。

　最終日は早朝から北へ向かって走ります。実はF1イタリアグランプリの決勝がモンツァサーキットで開催されており、決勝スタート前にランボルギーニデーに集結したランボルギーニ達がデモンストレーションで走るからです。世界の誰もがこれほどまとまった数のランボルギーニを見るのは初めてで、観客はもちろん、レース関係者でさえも食い入るように見ていたのが印象的でした。
この日の夕方、互いに再会を約束してオーナー達は帰っていきました。

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